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聴導犬サスケと僕の「2人で1つ」なLife。
プロフィール
HN:
NARU
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/01/02
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聴導犬を始めとする補助犬達は、
普通のペットは入れないようなところにも一緒に行きます。

体の一部だから、
補助犬の同伴拒否されることはその人自身を拒否してることになります。

あなたは耳が聞こえないからダメ!と言われてるようなものです。(;;)


もちろん、我々補助犬パートナー達も補助犬とどこにでも行くためには果たさなければならない義務や約束事がたくさんあります!

ですので、生半可な気持ちで"補助犬って便利だなー欲しいなー"なんて決して思ってはいけません。


その義務のひとつにあるのが、
補助犬達はいつでも綺麗に!ということです。

サスケは毎月サロンにシャンプーとカットをお願いしています。



そのため、人よりも数が多いし、人よりも高額です。(笑)



でも、それを行っているから人の病院にも一緒に行けるのです!


同伴拒否される理由としてよく言われるのは、「衛生面で…。」ということです。
人の病院に行けるくらい補助犬達は綺麗にしています!

「毛が抜けるから…。」
毛が抜けないように服を着せたり、体をブルブルしないようにパートナーは気を付けています。


体の一部。
かけがえのないパートナー。

そんな彼らがどこにでも障がい者と共に行けるように、
同伴拒否がない国に早くなりますように!(>_<)

拍手[8回]

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こんばんわ。

サスケはちっちゃい。
5kg。

そのため、電車に乗るときは常に細心の注意を払わないといけません。

寝るなんてもってのほか!

電車の心地よいリズムに身を委ねて寝てしまいたくなりますが、そこは頑張って耐えなきゃいけません。





人間って意外と足元を見てないものです。

なので、サスケがいることに気づいて頂けません。


踏まれないように、
蹴られないように、
なおかつ、邪魔にならないように…。

あ、疲れそうだって思いませんでしたか?


いえいえ、良いこともたくさんあるのです。

例えばサスケに気づいてくださった見知らぬ方が、サスケのためにスペースを空けてくださったり、

人がたくさん乗り込んできたら、
押し潰されないように体をはって守ってくださる方までいらっしゃるのです。


サスケと暮らすまでは、電車が嫌いでした。

自分のことしか考えてない人間って嫌だな、って。


でも、サスケのおかげで世の中にはこんなにも優しくて良い人がたくさんいらっしゃるんだなって知ることが出来ました。

そうそう、たまに足を組んで通路を半分くらい独占してる方がいらっしゃいますよね。

人がぶつかろうが、お構い無し。


前はそんな方が怖かったのですが、

サスケを見つけるとパッと足を綺麗に揃えて邪魔にならないようにしてくださるのです。


いやぁ、人間って温かいなぁ。(*^^*)

拍手[10回]

一昨日、僕はとても嬉しい出来事がありました。

それは、サスケとお話できた事です。


いつもと違って、
深いお話が出来たのです。

犬と話せたらどんなにいいだろう、って思ったことありませんか?

僕はアニマルコミュニケーターさんといって、
動物達とお話ができる方のお力をお借りしました。


そこで、サスケに聞いてみました。


「僕のことどう思ってる?僕のそばにて幸せでいられてる?」

これは、ずっと聞きたくて、
でももし幸せだと思ってくれてなかったらどうしよう、と不安でした。

サスケは、通訳さん(アニマルコミュニケーター)に、
こう答えました。


「どうしてそんなこと聞くのかなぁ。
ぼくの大切なパートナーです。
ナルはぼくのことどう思ってるの?
ぼくはそばにいれて楽しいし、幸せだよ。

だけど、ぼくにはできないこともたくさんある。
もっといろいろできればいいのに。
こんなぼくを必要としてくれているのは本当に嬉しいんだ!
だからこれからもぼくはできることを頑張るし、
一緒に過ごしていきたい。

ぼくにできることでナルが助かるならぼくも嬉しいよ。」



ありがとう、サスケ。

ありがとう。

サスケの優しい言葉に、
涙が出てきました。


「あのね、ぼくはおしゃべりすることができないけど、
たくさんたくさん伝えてるんだよ。

嬉しい、楽しい、ありがとうって。

どれくらい伝わっているかわからないけど、
これがぼくの気持ちなんだ。」




サスケは、僕にいつも語りかけてくれてるんだね。

僕もこれからも毎日ありがとうって話しかけるよ。



そして、サスケは僕にこう伝えて欲しいと通訳士さんに頼んでくれました。

「もっとリラックスするといいよ。」





僕が周りに気を使ってばかりで、
周りを気にしてばかりなのをサスケには見破られてました。(^^)

サスケ兄貴の言うとおり、
もっとリラックスして、生きていこうと思います。(*^_^*)


最後に、僕からサスケにこう伝えました

「僕は君が大好きだよ。
君がいてくれて、僕の人生はすごく変わった。
大好きだよ、そばにいてくれてありがとう。」


サスケはこう答えてくれました。

「ぼくはずっと側にいるし、
いつも一緒にいる。

これからも楽しく進んでいこうね。」






ありがとう、サスケ。


そしてサスケの仕事に対する姿勢は、
とても感動しました。


「ぼくはいつでも仕事中なんだ。
仕事をしているときはきちんとやる。

ぼくがしっかり守らなくちゃ。」




尊敬するよ、サスケ。

君はすごい。

僕も負けてられないな。p(^^)q


本当に、ありがとう、サスケ。
これからもよろしくね!(^^)

拍手[12回]

サスケが一番よく言われること。


「プードルでもなれるんだね!」


聴導犬は、犬種を問いません。

下記、一部の聴導犬仲間達です。





聴導犬ハイジ。




聴導犬ミーナ。




聴導犬あみのすけ。




聴導犬トレ。




聴導犬ブランカ。




聴導犬レオン。




聴導犬サスケ。




ね、いろんな聴導犬がいるのです。(*^^*)


ペットだと決めつけて突然怒らないでください。(;_;)

聴導犬達は、オレンジ色のケープを着て、
聴導犬認定証を常に持ち歩いています。

一度、確認をしてから声をかけてください。


よろしくお願い致します。m(__)m


大切な相棒の写真を提供&掲載のご許可をくださったパートナーの皆様、
ありがとうございました!
写真の無断使用、流出はご遠慮ください。

拍手[5回]

聴覚障がいについて、あくまでも僕の考えを述べてみたいと思います。


耳が聞こえないということは、
どういうことか想像してみて頂きたいと常に思います。

周りの方のおっしゃってることがわからない。

なぜ周りは今笑っているのか。


今は真面目な話をしているのか、
それともくだらない話をしているのか。

全くわからないのです。


「何の話?」と聞いても、
「大したことない話だよ!」と言われても、
それが大した話なのか、大したことない話なのかを判断するのは自分だと思うのです。


もしかしたら、大した話かもしれない。

例えば手話通訳をしてくれる方が、「これは通訳する必要ないかな」と思って、その手を止めてしまったら、

僕は、それがもしかしたら本当は必要な情報かもしれないのに、と思うのです。


「どこまで聞こえるの?」と聞かれても、
わかりません…。

どこからが、聞こえてて、どこまで聞こえてないのか基準がわからないから返答に困ってしまいます。


耳が聞こえないということをイメージして頂くために、僕がよく言っているのは「周りが英語を話してる外国人だらけっていう状況」だと伝えています。

しっかり聞き取ろうとある一人の人に集中すれば、
片言の英語なら聞き取れる。

でも、大勢でわーっと話されてしまったら、
もうわからない。


しつこいようですが、
これはあくまでも僕の場合は、です。

聴覚障がいにも種類やレベルがあり、
一人相手でもほとんどわからない方もいらっしゃれば、
一人ならわかるけど数人になるとわからない、という方もいらっしゃいます。


聞こえる方々が多いこの世界で、
マイノリティー(少数派)である自分が思い通りに生きるのはやはり人の倍は努力しないといけない。

唇を読む練習をして、
目を凝らして、
耳には補聴器をつけて常に耳を凝らして…。


それはとても疲れるので、
もう聞こえる世界は嫌だ。

聞こえない人だけで集まっていたい。
手話に囲まれて、楽な世界にいたい、と思っていた時期もありました。

でも、そしたら出来ることや知れることが限られてきてしまう。

聞こえる人達を別の生き物のように扱って、
「あー、これだから健聴者はねー」 だなんて自分が努力しないことを周りのせいにする生き方は嫌だなと思うのです。

それでもどうしても疲れてしまう。

周りに合わせて、
言ってることわからなくても、うんうんと相槌をうつ。

どっと疲れがたまります。


そんなとき、ふと下を見ると、
サスケがいてくれるのです。



「ぼくがいるよ!」


いつでも、どんな時でも障がい者の側にいてくれる補助犬達は、心の支えにもなってくれているのです。(^^)



犬を働かせるなんて可哀想だとよく言われますが、

補助犬達が幸せでいられるかどうか、
自ら進んで仕事をしたい、
この人を助けてあげたいって思ってくれるかどうかは、

全て僕達パートナー次第だと思います。


僕は毎日、欠かさずサスケに伝えてる言葉があります。

「ありがとう」



サスケ、生まれてきてくれてありがとう。

僕と出会ってくれてありがとう。

僕の側にいてくれて、ありがとう。


これは、ずっとこれから先もサスケに伝えていきたい言葉、そして気持ちです。



そんな、かけがえのない存在と出会える方々が少しでも増えるには、周りの方々のご協力なしには叶いません。

どうか、補助犬を見かけたら、温かい目で見守ってあげてください。

応援してあげてください。


補助犬にやってはいけないこと3ヶ条を、
周りに広めてくださると嬉しいです。

●じっと見つめない
●呼ばない
●触らない

一人でも多くの方が上記のご理解とご協力をしてくださったら、きっともっとたくさんのパートナーが生まれるだろうと信じています。

そして、補助犬達も住みやすい国になると思います。


何卒、よろしくお願い致します!



サスケ、今日もありがとう。

拍手[6回]

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